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日本におけるBIM/CIM動向

日本におけるBIM/CIM動向 日本国土 […]
admin
28 4月, 2023

日本におけるBIM/CIM動向

日本国土交通省は建設業の生産性向上を目的として、ICT(情報通信技術)活用の取り組みを以前より行ってきました。2012からスタートしたBIM/CIMでは試行事業を通じて段階的に検証が行われ、平成28年度からはi-Constructionとして発展しICTの活用がさらに拡大しています。

 

国土交通省のBIM/CIMの取り組みは、調査設計段階から3次元モデルを導入し、施工・維持管理の各段階での3次元モデルに連携・発展させることで、一連の建設生産システムの業務効率化や高度化を目指した取り組みです。BIM/CIMの導入においては、2次元図面から3次元モデルへの移行による業務変革やフロントローディングによって、合意形成の迅速化、業務効率化、品質向上、生産性向上などの効果が期待されます。[1]

 

2012年から2020で実施されたBIM/CIMの試行事業は、業務で474件、工事で418件にのぼります[1]。2021年には設計と工事を合わせて518件以上になります[2]。これら数多くの試行事業で得られた知見を基に、BIM/CIMモデルの作成指針(目安)や活用方法をまとめた『BIM/CIM活用ガイドライン(案)』が公開されており、成果品作成の手引きと共にBIM/CIMモデルの納品に使用されます。

 

『BIM/CIM活用ガイドライン(案)』には共通編、各分野(土工、河川、ダム、トンネル、機械設備、下水道、地すべり、砂防、港湾)編があります。この中で、BIM/CIMモデルは「3次元モデル」と「属性情報」「参考資料」を組み合わせたものを指し、構造物や地形など図のように分類し、用途によって組み合わせてBIM/CIMモデルを作成することになっています。

参考資料

 

[1]https://www.cadjapan.com/topics/cim/about.html

[2]https://www.decn.co.jp/?p=125619